外国人家庭教師の先生に会話中心の英語体験レッスンを受けて得たもの

家庭教師について

私が初めて会話した外国人は英語の家庭教師だった

高校生の頃、英語が苦手だった為、親戚の紹介で3回程ですが体験レッスンとして家庭教師の先生に来てもらった事があります。

その先生はぽっちゃりした外国人女性。確かハワイ生まれのベトナム系の先生だったと思います。

もちろん高校生の私は普段日本人以外と話す事もなく、思い起こせば学校の英会話の先生や小学生の時に数年習っていた英会話スクールでの先生も日本人でした。

外国人の方とそれもマンツーマンで話すのはこの時が初めてでした。

実際に外国人家庭教師の先生と英語で会話した内容

それでも海外の文化に興味があった私は、たった数回の家庭教師でしたが緊張しながらも少しワクワクしていました。

先生は日本語があまり話せないようで、初対面から全て英語でした。

私は緊張で“Hello”や”Nice to meet you.”など、簡単な英語しか言えずに、初めの挨拶から既に手に汗をびっしょりかいていたのを覚えています。

いざ授業が始まるととてもフレンドリーな印象でホッとし、お互いに簡単な自己紹介しました。

先生は私にわかりやすいよう、丁寧にゆっくり話してくれました。

そして私のつたない英語もしっかり聞き取ってくれているようでした。

その後、少し緊張がほぐれたころにテキストを進めるのか、もしくは会話中心にレッスンするのか、選ばせてくれました。

勉強が苦手だった私は即座に会話中心に授業を進めることを選択し、英語で雑談をする事となりました。

外国人の方と英語で会話ができて、話が通じることによって得たもの

最初は先生が私の好きなことを聞き出します。”music,movie,comics…”先生は私のmovieについて深掘りしてきました。

“What movie do you like?” 私は当時スターウォーズ にハマっていました。

そこで”I like STAR WARS!” と答えると先生は私も私も!と一気にテンションが上がったのがわかりました。

そこからは授業の最後までほとんどスターウォーズ の話です。

会話は全て英語でしたが、学校で習ういつもの英会話の授業とは全く異なり、スターウォーズ の話となると何故か聞き取れる会話の内容。

私の発言は、緊張もしているし、英語力も無い、そして心の余裕のない私は混乱し、自分でも何を言っているのかわからないこともあり、

間違えた文法などはその都度訂正されていましたが、英語の文法やイントネーションが間違っていても、言いたい事を汲み取ってくれていたので、

英語で会話が成り立つ事に感動し、また好きな事を話すとこんなにも英語が楽しく感じられるんだと驚きました。

(擬音やジェスチャーで伝えていた事も多かったかもしれませんが、、)

楽しい会話をしていると時間が過ぎるのがびっくりするほど早く、あっという間に初日の授業が終わってしまいました。

その後も数回体験レッスンがありましたが、全て違うトークテーマで食べ物の話や家族の話、いろいろな会話をし、毎回緊張しながらも楽しく授業を行うことができました。

学校で習う授業はあまり好きになれませんでしたし、外国人と話すという事自体が不慣れで不安でしたが、

そんな中で自分との共通点を見つけ出し会話したことで、遠い存在だった外国人とのに対しての私の中の固定概念が外れ、

英語への苦手意識が薄れたような気がしました。

この家庭教師の体験後、英語の成績自体は上がりませんでしたので、それに対しては両親や紹介してくれた親戚は残念だったかもしれません。

それでも私自身は成績よりももっと大切なきっかけを作ってくれたと思っています。

その後は海外の音楽、景色、食べ物やファッション、様々な文化に興味が沸き、調べたり、見たり、聞いたり、、。

今では海外旅行が趣味で、度々海外に旅行に行っては、旅行先での現地の人たちとの簡単な会話を楽しんでいます。

今振り返ってみると、多感な時期に体験した、この英語の家庭教師をきっかけに、自分の視野が広がり、世界観が変わっていく後押しになったのかもしれません。

最後に

今はコロナ禍でなかなか海外へ旅行に行くことが出来ませんが、コロナが落ち着いて安心して旅行に行けるようになった頃、

この家庭教師の先生を思い出しながらまた旅行の計画を立てたいと思います。

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